セッションの詳細

  • HOME
  • セッションの詳細

オープニングセッション
全期旬和会代表幹事 弁護士樽本哲
株式会社LIFULL Social Funding 石井久詔氏

ゼネラルセッション
SDGパートナーズ 田瀬和夫
三菱地所株式会社人事部 人権啓発・ダイバーシティ推進室長 森下朝日太郎

ビジネスと人権領域における弁護士の可能性

2015年9月に国連で採択されたSDGs達成に向けた取り組みがビジネスの分野でも急速に進んでいる。企業はなぜSDGsに取り組むのか。SDGsが企業の経営にもたらす付加価値について独自の視点から伝える。またビジネスと人権について国際的な基準の策定が進み、企業も人権尊重の責任を問われる時代となった。企業に求められる対応とは何か。こうした状況下、弁護士に期待される役割とは何か。最新の事例も交えながら論じる。

セッション①
諏訪良武

弁護士業務にサービスサイエンスを活用する

顧客満足はサービス事業の土台であり、事業を安定化する顧客ロイヤリティには必須なものである。現状サービス事業の顧客満足は、かなり高くなってきているにもかかわらず、収益は苦しい状況が続いている。これを打破するためには、サービスの価値を高め、より高い対価をいただけるようにする必要がある。
弁護士は最もプロフェショナルな資格であるが、持っていれば安泰だった時代は過去のものになりつつある。そこにも業務獲得の厳しい競争が展開されている。弁護士業務にサービスサイエンスを活用し、収益を改善するイノベーションに言及する。

セッション②
弁護士ドットコム 執行役員 弁護士 田上嘉一
株式会社船井総合研究所 鈴木圭介

弁護士のマーケティング・ブランディング事例徹底研究

法曹界の市場変化に対応し、新マーケットの開拓に成功した弁護士、既存マーケットにおけるブランディングに成功している弁護士の事例を中心に、今後の弁護士によるマーケティング・サービス・ブランディング戦略についてお伝えする。また、ブティック型事務所の組織化による分野一番化戦略やゼネラル対応型事務所から分野特化事務所へ変革させた組織戦略についても紹介する。

セッション③
弁護士 深澤 諭史

他業種との連携と弁護士倫理~広告規制・非弁問題をどう乗り越えるか

弁護士業務を広げるための他士業との連携、広告をする上で避けては通れない非弁提携、広告規制の問題について、基本的な知識から頻出の問題、最新の傾向と見解までを解説し、非弁提携と広告規制に関する「勘所」をこのセッションで身につけていただく。

セッション④
GVA TECH株式会社 弁護士 山本 俊
株式会社日本法務システム研究所 弁護士 堀口 圭
株式会社LegalForce 弁護士 角田 望
弁護士ドットコム株式会社 橋詰卓司

AI活用による弁護士業務のイノベーション~米国の先進事例と日本の将来

前半(20分)は米国を中心とした契約テックサービスを紹介、後半(50分)は弁護士が経営者を務めるテックベンチャー3社をお迎えし、各サービスの紹介とパネルディスカッション・Q&Aを行う。
AIやテクノロジーのポジティブな面だけに注目するのでなく、法律業務にあてはめたときの「課題」、乗り越えられていない「カベ」、あえて「AIを適用していない部分とその理由」についても掘り下げ、ユーザーと技術の両方の視点から活用可能性を検討する。

セッション⑤
弁護士 藤井総

IT活用が実現する弁護士の未来の働き方

勤務弁護士もパラリーガルも使わず、たった1人で70社以上の顧問先を抱えながらも、ITを活用することで毎年100日以上も世界中を旅しながら働く弁護士の「未来の働き方」を通じて、ITがどれだけ業務効率・生産性を高めるか、そしてマーケティングにも役立つかについて、具体的なノウハウを紹介しながら解説する。

セッション⑥
弁護士 小野田峻
鎌倉投信 井上依里
弁護士 國峯孝祐

弁護士の職務経験者に期待される社会的役割と新たな活動領域

弁護士としての職務経験を通じて培われた「調べ・考え・まとめる能力」と「プロ意識」は、社会の様々な領域に弁護士の職務の可能性を広げていく。「社会課題を解決するコミュニティ」、「いい会社を増やす唯一無二の投資信託」、「ルールメイキング」。それぞれの分野で活躍するパイオニアを招き、弁護士の職務経験が新たな活動領域でどのように活かされているのかを探る。